白米より、玄米より、栄養たっぷり。
日々の食卓に、当たり前のように登場する白いごはん。実はこの白米は、玄米を精製したもの。玄米に含まれるビタミンや食物繊維などの栄養素が取り除かれている状態です。玄米のまま食べれば、栄養を丸ごといただけます。
白米より、玄米より、栄養たっぷり。
日々の食卓に、当たり前のように登場する白いごはん。実はこの白米は、玄米を精製したもの。玄米に含まれるビタミンや食物繊維などの栄養素が取り除かれている状態です。玄米のまま食べれば、栄養を丸ごといただけます。
発芽玄米は、玄米の胚芽(はいが)がほんの少し(0.2~0.5mm)ふくらんだもの。
なでしこ健康生活炊飯器なら栄養満点の理想的(0.5mm~1mm)な胚芽のサイズをスイッチ1つで可能にし、
この状態を「発芽したての玄米」とよんでいます。
「発芽したての玄米」は玄米よりさらに栄養価が高く、
特にGABA(ギャバ)が増加し、ストレスを軽減して精神を安定させる効果が期待できます。
また、発芽することで柔らかくなり、玄米に比べて消化吸収がよいのもポイント。
どなたでもおいしく召し上がれます。
白米 | 玄米 | 発芽玄米 | |
エネルギー | 168kcal | 165kcal | 167kcal |
タンパク質 | 2.5g | 2.8g | 3.0g |
カルシウム | 3mg | 7mg | 6mg |
マグネシウム | 7mg | 49mg | 53mg |
ビタミンB1 | 0.02mg | 0.16mg | 0.13mg |
食物繊維 | 0.3g | 1.4g | 1.8g |
GABA※ | 1.6mg | 7.0mg | 22.0mg |
文部科学省『日本食品標準成分表2015年版(七訂)水稲めし』より
※GABAは総発売元『株式会社ジーエムピージャパン』調べ。
発芽玄米は『なでしこ健康生活®』で、6時間設定で炊飯した時の数値。
①おいしくなる
玄米が発芽する際に種子内で酵素が活性化し、でんぷんが分解されて糖が増え、甘みやコクが増します。
ずばり!発芽による酵素の働きによって、おいしくなった玄米といえるでしょう。
②玄米と比べて桁違いに食べやすくなる
玄米は、しっかりとよく噛んで玄米の表面を覆っている硬い種皮を破らなければ、消化に負担がかかるのが白米に劣っている点でした。
発芽をさせることで、玄米の硬い種皮が軟化し桁違いに食べやすくなり、消化に負担がかかりません。
③食物繊維が白米の6倍まで増える
食物繊維には水溶性食物繊維と不溶性食物繊維の2つの種類がありますが、玄米はそのどちらも含んでいます。
[水溶性食物繊維の働き]
⋅食後の血糖値の急激な上昇を抑えてくれる。
⋅腸内細菌のエサとなって腸内環境を整えてくれる。
[不溶性食物繊維の働き]
⋅腸壁を刺激し、大腸の運動機能が促進され、便秘の解消や予防に効果が期待できます。
⋅大腸の中を移動しながら腸壁にくっついた古い便かすをからめとって、腸を綺麗にしてくれます。
④玄米よりもさらに栄養価が高まる
発芽することで各種ビタミン・ミネラルが増加します。
体内のエネルギー代謝や神経機能の維持に大切な働きをするビタミンB1や骨の強化と成長に必要なマグネシウム、
そして何より多くなるのがGABA(ギャバ)という物質です。 GABA(ギャバ)はストレスを軽減して精神的に安定させる効果が期待できます。
その他にも糠の部分に含まれるフェルラ酸やオリザノールといった抗酸化物質が含まれます。
玄米に一定量の小豆と塩を加えて発芽をさせてから炊き上げた"発芽酵素玄米ごはん"を適した温度で保温し熟成させると、よりおいしく変化します。
発芽による酵素の働きによっておいしくなった玄米に、小豆のたんぱく質、食物繊維、ビタミンB1やビタミンB2が加わります。
特に、小豆に含まれるポリフェノールは強い抗酸化作用を持っています。小豆が入っている発芽酵素玄米ごはんは、発芽玄米よりもさらに栄養価が高くなります。
そして、玄米の糖質、小豆のアミノ酸に熱が加わると、結合してメイラード反応という化学反応が起こります。
これによりメラノイジンという抗酸化作用のある褐色成分と香気成分が生成され、健康に良いだけでなく、色が濃くなり香ばしさが増します。
この反応は、発芽酵素玄米ごはんを数日間寝かせても品質が保たれる抗菌効果ももたらします。
お味噌やお醤油が熟成とともに茶褐色に変化するのもメイラード反応によるものです。
メラノイジンを多く含む発芽酵素玄米ごはんやお味噌汁を日々の食事に取り入れることで、抗酸化作用を高め、体の「サビ」を防ぐことができます。
これらの食品を継続的に摂取することで、健康的な体作りをサポートし、アンチエイジング効果が期待されます。
玄米を発芽させると、GABAという成分が白米の約13倍、玄米の2~3倍に増えるといわれています※。
GABAには「血圧を下げる」「疲労感の軽減」「リラックス状態の促進」などの効果があります。ダイエットや生活習慣病対策、そしてアスリートのシャープな体づくり、パフォーマンスアップにおすすめです。※自社調べ
〈麻生れいみ プロフィール〉
医療と予防医学、 栄養学を深く結びつける役割を担うべく、料理研究に励む。
著書に『麻生れいみ式ロカボダイエット』 (ワニブックス)、『20kgやせた! 10分ごはん』(宝島社)、『ケトンアダプト食事法』 (主婦の友社) など。「糖質オフ」 「ロカボ」を世に広めた立役者でもある。